B-SATでは1993年設立以来、独自採用で46人を採用し、
うち95.6%にあたる44人が現在も活躍しています。
B-SATでは、法令で決まったもののほか、
ワークライフバランスを実現する勤務や休暇の制度が充実しています。
制度は実際に活用されてこそ意味を持ちます。
B-SATでの働き方を、独自採用社員の2022年度データで説明します。
法定労働時間を超えた時間外勤務の月平均は、2022年度は10.9時間でした。当たり前のことですが、仕事をした時間は正確に記録され、所定労働時間を超えた時間には1分間単位で時間外手当が支給されます。
有給休暇は、入社1年目に16日、4年目以降20日が付与され、年度末に残日数があるときは20日を限度として翌年度に繰り越すことができます(最大40日)。2022年度の有給休暇取得日数は平均17.8日。当年度に繰り越せなかった年次休暇がある場合、繰り越せなかった年次休暇を積み立てて介護や療養などにあてる制度もあります。
年間休日や有給休暇の付与とは別に、年5日の特別連続休暇が付与され全員が取得しています。
ちなみに年間休日日数は122日(2022年度)でした。
これまで出産を経験した社員7人は、産前産後休暇・育児休業の取得後に全員が復職し、短時間勤務制度などを活用しながら仕事と子育てを両立して各部署で活躍しています。また2021年度から2022年度にかけて男性社員3人が育児休業を取得しました。
様々な育成・研修施策を通じて、
新入社員もできるだけ早く専門家に成長できるよう、サポートしています。
社会人としての心構え、B-SATに関する基本事項や各職場の業務内容、施設・設備の概要などを約1ヶ月間かけて学びます。NHKグループの新入社員研修などにも参加します。各部署の仕事についての講習のほか、衛星管制・アップリンク両センターの主な施設・設備の実地見学等もあります。
B-SATでは1年目から現場の第一線の仕事に就きます。最初は、先輩とペアを組んで、夜勤なども含めて実際の業務に従事しながら仕事の内容を覚えていきますが、その後は技術者として日勤・夜勤などのシフト勤務に就いて、現場の業務を担います。チームで仕事をしていく中で、先輩や上司の指導のもと、実務を通して専門知識や対応能力を身につけていきます。
NHKグループ会社向けの研修や、専門知識を習得するための外部講習会などにも参加します。メーカーの工場等での説明会や視察などもあります。
緊急時においても的確に対応できるよう、定期的な訓練に参加します。また、採用半年後や1年目研修、中堅層や管理職対象の研修など、レベルに応じた研修にも参加します。
海外メーカーとの電話やメールのやり取りはもちろん、海外での会議や打合せに参加する機会もあり、英語力も実践の場で磨かれていきます。自己啓発援助として、語学学校の受講経費への一定割合の助成や、語学検定試験の受験料全額負担の制度があります。
陸上無線技術士等、業務に必要な資格の取得を奨励しています。資格試験受験料等の助成のほか、一定の資格については資格取得者へ奨励金も支給しています。(在学中に取得している方には、採用時点で支給します。)