新入社員に聞いてみた

放送衛星を知り尽くした精鋭、
B-SATの発展に寄与する
人材になりたい。

衛星管制センター 技術管理 N・K 最終学歴:大学院 工学研究科

わたしの学生時代

航空宇宙工学を学びつつ、
課外活動にも没頭。
好きなことを
やりつくした6年間

子どもの頃から宇宙に興味があり、大学では、6年間かけて航空宇宙工学を学びました。その傍ら、2つの学生団体に所属し、それぞれの活動にも没頭しました。一つは、学園祭をはじめとしたさまざまな学内イベントでPAサポートを行う音響団体です。音楽が好きで音響機器にも興味があった私には、大変面白い活動でした。もう一つは、超小型人工衛星・小型ロケットなどの宇宙機を開発する団体です。大学2回生から卒業までの5年間で、設計、開発、打ち上げ、通信にも成功。この上ない感動を味わいました。どちらも週4ペースで活動があったので忙しい毎日でしたが、好きなことにとことん時間を費やすことができた学生生活に悔いはありません。

入社理由

宇宙に関する知識と、
超小型人工衛星開発の
経験を
生かし、広げられる場所

大学で日常的に宇宙と人工衛星に関わっていたので、その延長線上にある仕事に就きたい。超小型人工衛星の開発で通信を担当したため、宇宙通信に興味がある。そんな思いで就職活動を行った末に、たどり着いたのがB-SATでした。魅力に感じたのは、自分がこれまでに培ってきた知識と経験を生かし、さらにそれらを広げることができる事業内容だったこと。加えて、音楽が好きで放送にも興味があったこと、東北に住む祖父母が震災を経験したことからインフラに関わる仕事にも関心を持っていたため、結果的に全ての思いがつながった感覚でした。

B-SATの採用について

面接官が、私の疑問や質問に
真摯に向き合い、
丁寧に答えてくれた

地方出身の私は、最終面接まですべてオンラインでしたが、毎回、面接官の方々がとてもフレンドリーに接してくださったので、画面越しでも親しみやすい社風を感じられました。また、私が投げた、放送衛星や運用技術に関する疑問や質問に、一つひとつ丁寧に答えてくださったことが印象的で、かつ、みなさんの深い知識と含蓄に富んだ話が大変面白く、面接を重ねるごとに入社したい気持ちが高まっていきました。実際に会社に足を運べたのは内定をいだいた後でしたが、私が大学時代に触れていたものとは比べ物にならない規模のアンテナ、複雑な設備を目の当たりにした時は、大変興奮しました。

現在の仕事

管制現場の第一線の仕事を
任せてもらえる。
緊急時対応訓練も大事な仕事

私の所属は川口の衛星管制センターです。入社後は、新入社員研修を経た後、OJTで、衛星を管制するための基礎的な業務を学びました。そして、7月頃から、衛星を監視・運用するオペレーション業務を、さらに10月頃からは、衛星の軌道や姿勢を修正するための作業計画を行うプラン業務も独り立ちして行っています。まだ、状況によっては先輩方に助けを求めることはありますが、入社1年目から現場の第一線の仕事を任せてもらえることには、大きなやりがいを感じています。と同時に、日を追うごとに、責任の重さも実感しています。

さらに、B-SATならではの大事な仕事として、衛星にトラブルが発生した場合などを想定した、緊急時対応の訓練があります。
BS放送を安定して視聴者に届けることが我々の使命。いざという時に的確に対応できるよう、訓練には、より気を引き締めて向き合うようにしています。

入社前後のギャップ

一人ひとりが担う
仕事の幅が広いのは、
少数精鋭のB-SATならでは

衛星の監視・運用業務においては、管制センター内にある設備の適切な維持管理も重要です。少数精鋭のB-SATでは、そうした仕事も社員が分担して受け持っているため、一人ひとりの仕事の幅が思っていた以上に多岐に亘っていました。今後は私も先輩方から仕事を引き継いでいくことになり、さらなる学びや努力が必要になると思いますが、積極的に挑戦していきたいと思っています。

オフの過ごし方

平日休みに外出を満喫。
どこも空いているので、
快適かつうれしい

週2日の休日は、シフトによって曜日が変わります。土日休みの時は、コロナ禍ということもあってあまり外には出かけず、家事をしたり、自分の興味関心ある雑多な分野の勉強や読書をして過ごしています。平日休みの時は、人出が少ないところを狙っていざ外出。最近はまっているのは、スーパー銭湯めぐりと、テレビ番組を見て興味を持った地学的な土地めぐりです。後者に関しては雰囲気を楽しんでいるだけな気もしますが(笑)。

5年後のわたし

業務に対する俯瞰的な
目線を養い、
会社を支える人材になりたい

5年後には、基本業務を完璧にした上で、業務を俯瞰的に見られるようになりたいと思っています。B-SATには、日頃の業務における気づきを社員間で意見交換したり、改善策を提案、実行できる環境と風習があります。私も将来的には、大学で学んだプログラミング等の技術を生かして、業務改善や効率化に貢献していきたいです。

また、現時点ではB-SATの今後を考えるにしてもバックグラウンドに関する知識が明らかに欠けていますので、5年後には議論するためのスタートラインに立っていられるように放送業界・宇宙業界に関する知見を深めていたいです。日ごろから知識のアンテナを張ることを忘れず、得られる情報の幅を広げるためにも英語のスキルを高めたいと思います。

学生へのメッセージ

自発的な行動力が、
社会ではより一層求められる

就職活動において一番大切なことは、自分がやりたいことと、会社が求めていることが、どう合致するかを整理しておくことだと思います。それが、理想の就職先に出合う秘訣になると思います。

また、社会に出て思うのは、企業における風通しの良さというのは、社員に自発的な行動力が備わっているからこそ成り立っているものだということ。学生時代から、自分で考え、積極的に行動する意識を持っておくことも、大事なことだと思います。

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