アップリンクセンター 技術管理 M・K 最終学歴:大学 工学部 電気電子物理工学科
理系の分野、特に電気系が得意で、電気電子物理工学科に進学しました。高校までに学んだ理論や原理を、自ら実験で検証し、理解を深められるところに面白さを感じました。
卒業研究では、スマートフォンなどの電子機器に入っている周波数フィルターの小型化について研究しました。難しかったですが、身近な電子機器の仕組みが分かるようになり、興味深かったです。
私は散歩が趣味の一つで、学生時代はよく大学の近くの土手を歩いていました。春の楽しみは夜桜見物。提灯でライトアップされた桜は本当にきれいでした。コンビニエンスストアで夜勤のアルバイトを終えた後、富士山を遠くに眺めながらのんびり歩く早朝の時間も好きでした。
子どもの頃からのテレビ好きが高じて、放送関連企業への就職を志望していました。B-SATのことは就活サイトで知りました。
放送衛星を所有し、宇宙を舞台に事業を展開しているところ、最先端の放送技術でBS放送を支えているところなど、他社にはないユニークさとスケール感に魅力を感じ、就職活動を進めるほどに、B-SATで働くことへの期待感が膨らみました。
書類選考、オンライン面接、対面での最終面接という流れでした。技術系の会社にしては柔らかい雰囲気の方々が多い印象で、面接も終始和やかな雰囲気でした。趣味の話で盛り上がってくれるところも好印象でした。
最終面接の直前にアップリンクセンターを見学させてもらいました。緊張で詳細まではよく覚えていませんが、実際に現場を見て、その空気感を味わい、より一層入社したい気持ちが高まったことは確かです。それだけに、最終面接後、結果が出るまでは不安でしたが、無事に採用通知をいただき、迷いなくB-SATへの就職を決めました。
配属先は、志望通りのアップリンクセンターでした。入社後最初の1ヶ月間は、設備に関する基礎知識を固めるための座学を、以降はOJTで、現場で先輩の後ろにつきながら実際の仕事を学びました。独り立ちし始めたのは10月頃からです。
アップリンクセンターは、各放送局から送られてきた放送番組信号を電波として放送衛星4機に向けて発射する業務を担っています。日本の大事なインフラであるBS放送の安定運用のために、24時間365日電波を監視し続け、天候の状況によっては送信局を切り替える作業を行います。
加えて、アンテナや送信機などの設備の保守点検作業の立ち会いも大事な仕事です。私はこれまでに、埼玉県久喜市にある菖蒲局に何度か足を運びました。まだまだ学びの段階である私にとって、設備を間近に見たり、場合によっては触れてみたり、メーカーの方から直接話を聞くことは、仕事の理解を深めるのに非常に役立っています。
学ぶことは好きなので、学生時代の研究とB-SATの仕事に直接的な関係がないことにはそれほど不安を抱くことなく入社しました。しかし、研修の座学の内容が思っていた以上に難しく、覚えなければならないこともたくさんあって、本当に大丈夫だろうかと心配になった時期もありました。
ですがその不安は、B-SATの、いつでも誰にでも質問しやすい雰囲気のおかげで次第に和らぎました。些細なことでも聞けば必ず教えてくれますし、逆に私の様子を察して先輩方から声を掛けてくれることもあり、ありがたく思っています。
日頃は優しい先輩方も、降雨時には一変し、アップリンクセンター内に緊張感が漂います。その様子に、一人ひとりが放送インフラを支えることに責任感や使命感を持つ、プロフェッショナルなのだと再認識しました。
仕事の後など自宅で過ごす時間には、テレビでスポーツ観戦をしたり、好きなアーティストやお笑い芸人のライブDVDを見たりしています。
休日は週に2日ですが、シフト制で夜勤もあるため、曜日は不規則です。旅行が好きなので、どこに行っても空いている平日休みを利用して、一人で出かけることもあります。友人と遊びに行きたい時には、有給休暇を活用しています。年5日の特別連続休暇は、帰省に利用しました。
5年後にはアップリンクセンターの基礎的な業務を完璧にこなし、必要に応じて業務の効率化や改善、新たな提案もできるようになっていたいです。また、いずれかの設備担当として、安心して仕事を任せてもらえる存在にもなっていたいです。そのためにも、今は日々目の前の業務と真剣に向き合い、勉強と経験を積み重ねていくことを大切にしたいと思っています。
自分に合う会社や職場と巡り合うためには、ありのままの自分で就活に挑むことが何より大事だと思います。周りの目を気にして自分を変に誇張したりせず、自分を信じて、大丈夫だと言い聞かせて、前に進み続けてください。
B-SATは、自信を持っておすすめできる会社です。新しいことに前向きに取り組める方、日本の放送インフラを支えるこの仕事に責任と誇りを持てる方に、ぜひ仲間になっていただきたいです。