B-SATブログ

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2015/06/15

5月の小笠原は暑かった

ゴールデンウィーク明けから1週間、小笠原諸島の父島へ出張してきました。

父島へ行くのはこれで3回目。竹芝桟橋からの船旅もお手の物・・・のはずが、今回は台風6号が前日から迫っており、船は本当に出るのか、出たとしても海は大荒れではないのか、などの不安の種がつきませんでした。

ところが、私の日頃の行いが良かったのか、台風6号は予想以上に早く北上し、出港時には快晴となりました。
それでも台風の影響のため、風が強くうねりもあるため、甲板へ出るのが禁止されてしまいました。
こうなるとやることがありません。食事の時間以外は船室で横になり、ひたすら父島に到着するのを待つのみです。

酔い止め薬のおかげで船酔いもなく、船の揺れの心地よさを感じながら、25時間半の船旅の末、ようやく父島到着のアナウンスが聴こえてきました。

島に降りる頃には逆に船の揺れに慣れてしまい、逆に船に乗っているような感覚に陥ります。

小笠原では2年前に開局した受信モニター局の定期保守を行ってきました。
海に囲まれた場所では、塩の影響でアンテナの土台などに錆が発生します。

炎天下のなか錆を落としたり、測定器の交換をしたり、次の保守までしっかり動いてもらわなくてはいけません。
保守作業も終わり、帰る日には台風7号が迫ってきており、またもやうねりとの戦いが待っているとは思いもしませんでした。

それでも船の上から見る夕日は格別でした。

これを見るだけでも小笠原へ来る価値がありますね。(M.M.)

出港前のおがさわら丸

出港前のおがさわら丸

船上から見た夕日

船上から見た夕日

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