B-SATブログ

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2015/01/27

2015 International CES視察 その2

今回は、「2015 International CES」の展示会の報告です。
CESは、ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)など3ヶ所で開催され、広さは、なんと東京ドーム約4.4個分!とにかく広い!

鞄を持ちながら見て回ると足が棒のようになります。
出展企業は、3,600社以上。うち新興企業が375社。1割以上。ここにアメリカの起業家精神を改めて感じます。
特にITの分野は、変化が激しい。そして、何がものになるか本当にわかりません。
ものになるかならないかを机上で延々と検討するよりも「とにかく実行!」ということでしょうか。
展示会でもそのスピリッツ・空気が感じられます。

また、CESの参加者は、17万人以上。うち米国以外からは、4万5千人。参加国140ヶ国ほど。
確かにInternational!!会場は、どこも多くの人達でごったがえしていました。

ラスベガスコンベンションセンター入口の様子

ラスベガスコンベンションセンター入口の様子

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今年の注目点は、4Kテレビの更なる進化、ウェラブル(ウォッチ、メガネ、リストバンドなど)、IOT(Internet Of Things すべてのモノをインターネットにつなげる)などなど。

この辺は、いろいろな記事にも書かれています。
なので、私は、一番注目した「UNMANNED SYSTEMS(無人システム)」=「ドローン」についてここで報告します。ドローンとは、英語で蜂の雄のことで、それが転じた用語のようです。
無人の飛行機をとばし、そこにカメラを搭載すれば、空からの映像(空撮)が簡単に撮れる。
ヘリコプターからの空撮だどお金がかかるし、低空飛行もなかなかできません。
しかし、ドローンなら安く、低空からの空撮が可能です。

今、この需要が急拡大しているのを受けて、今年初めてCESにおいて「UNMANNED SYSTEMS」のエリアが設けられた次第。
16社ほどが出展。
そもそも私が、ドローンに興味を持ったのは、昨年東京国際映画祭で「ツーリスト」というスウェーデン映画を観た時。
この映画は、シリアスな内容で、その中で子供がドローンで遊ぶシーンがありましたが、あくまで単なる日常風景の1コマとして描かれていました。

私は、驚き、「え!ドローンって今もうそんなにポピュラーになっているの?」と思った次第。
アマゾンが宅配にドローンを使う計画を発表した時には、ちょっと?と思っていたのですが。。。
(H.A)
(⇒その3へ) 

展示会場内での飛行デモ

展示会場内での飛行デモ

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