B-SATブログ

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2014/01/28

CES 2014視察   2014.01.28

「CES 2014」・・・毎年1月にラスベガスで開催される世界最大級の家電見本市。
すでに色々なメディアでリポートがなされ、当ブログへの掲載は少々タイミングを逸した感がありますが、自分が感じたままの報告をします。

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やはり、映像系展示の中心は「4K」で、今年が“普及元年”と言われるだけのことはあり、韓国、日本、中国、台湾等の各メーカーが大々的に展示をしていました。
驚きはかつて“インスタントカメラ”で有名だったポラロイド社が発表した50インチの4Kテレビがなんと999.99ドル!という価格で低価格化が一気に進みそうな予感がしました。
一方で高付加価値化を進めている感じがあり、特に韓国メーカーは「世界初」とか「世界最大」という売り文句で「CURVED(湾曲)」テレビを積極的に展示していました。
スマホの画面まで湾曲させているのは???でした。

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韓国メーカーのようなハデさ、にぎやかしはないけれども、日本メーカーは「今、ユーザーが4Kテレビを購入するとしたらどんなものがベストか・・・」といった考えに立った製品を進化させ(ちょっと“日本びいき”の感想かもしれませんね?!)、CURVEDに対しても“冷静”で「展示はするけれど、市場でどこまで受け入れられるかをウォッチしていく・・・」とのことでした。
ただ、サムソンの「Bendable OLED(有機LED) TV」、LGの「Flexible OLED TV」はフラットからCurvedの範囲で画面を曲げられるという新しい機能には驚かされました。
価格次第では飛びつく人がいるかもしれませんね。

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本格的な放送の開始とはあまり関係なく、特にアメリカなどではドデカイ画面でできるだけきれいな映像を見るには「4Kがいいじゃないか!」的な考えで4Kテレビが売れていくのではないかという記事も目にしました。
ちょっと気になります。

他には「ウェアラブル」のキーワードで腕時計やメガネといった形態で身に着け、”情報”をスマホなどと共有するといった製品や、クルマ関連の展示が昨年に続いて非常に大きなスペースを取っていて、家電見本市とモーターショーが同時開催しているようでした。(M.S.)

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