1999年の建造以来、四半世紀以上にわたり私たちの衛星管制業務を支えてきた直径9.2メートルのパラボラアンテナ2基が、長年の役目を終えこのたび撤去されました。
衛星管制センターの入り口付近にあったアンテナは、毎日の出社時、ふと見上げるとそこにある。退社のとき、夕日と共に佇む姿を見る。そんな“当たり前”が静かに消えてしまったことに、思いのほか大きな喪失感を覚えています。

衛星管制センターにとってアンテナは単なる鉄の構造物ではありません。衛星放送事業を担う会社としての象徴であり、多くの社員がこの設備の下で様々な業務を学び、経験を積んできました。

新しい設備、新しい運用、新しい技術——これからまた多くの“当たり前”が生まれていきます。そしていつか振り返ったとき、この変化もまた会社の大切な節目のひとつだったと言えるよう、変わらぬ気持ちで業務に取り組んでいきたいと思います。
(記:常陸の佐伯)