先輩たちの声
B-SATに就職した動機
もともとロケットや人工衛星という分野に興味がありました。またBS放送は日本全国を対象としており、衛星の運用は極めて責任が重い仕事ですが、やりがいを強く感じました。

現在担当している業務内容
私が担当している主な業務は、マヌーバ計画の作成とマヌーバ時の立会い、衛星運用方法の検討、テレメトリデータの解析等です。
マヌーバとは、衛星を地球から約3万6千km離れた静止軌道に維持するために、定期的に小型ロケットエンジンを噴射して軌道を修正する作業のことです。
B-SATでは現在4機の衛星を赤道上空の同一経度で運用しているため、衛星同士が衝突しないように各衛星間距離を確保することも考慮して計画を作成しています。

入社して良かったこと
入社3年目の2007年は、放送衛星BSAT-3aの打ち上げと、寿命を迎えたBS-3Nの軌道外投棄に関わることができました。衛星の寿命は10年程度ですから、どちらも滅多にないイベントです。打ち上げでは太陽電池やアンテナの展開、衛星が地球を捉える瞬間、軌道外投棄では使命を十分に果たした衛星の機能を停止させるコマンドの送信など、貴重な瞬間に立ち会うことができました。

今後の目標
私は仕事を通じて多くのことを学び、放送衛星の安定運用に貢献したいと考えています。そのためには英語の力を向上させるのが一番の課題と思っています。
痛切に感じたのは、BSAT-3a打ち上げ後の半年間、衛星メーカーであるロッキードマーチン社の技術者が管制センターに常駐していたときです。私にもっと英語力があれば、より多くのことを彼から吸収できたと思います。

学生の皆さんへ
私がB-SATの魅力であると感じている点は、衛星に関わる仕事に必ず携わることができ、じっくり腰を据えて取り組めるところです。一般に、会社が自分の希望する事業を行っていても、その担当部署に配属されるとは限りませんが、B-SATの事業は全て衛星に関わることですから、宇宙や衛星に興味を持っている人には最適だと思います。
【中山 亮】
2005年4月入社
衛星管制センター
大学院 電気電子工学専攻 修士課程修了