衛星放送のアンテナはどうして南西の方を向いているの?

衛星放送は、南西の空にある衛星から送られてきます。
東京タワーとかスカイツリーから電波を出しているのではありません。

衛星は、太陽電池で電気を発電して放送しています。しかし、衛星には太陽の光があたらない時が春と秋の1か月くらいの間の夜中にあります。この時は、バッテリーにためた電気で放送しています。
 
15年くらい前までは、重たいバッテリーが衛星に乗せられず、春と秋の1か月ほどのあいだ夜遅くには放送を休止していました。この日の当たらない時間帯の休止時間を午前0時から4時の間にするため、衛星の場所を選びました。正しくは「南西」、地球儀で見ると東経110度、ボルネオ島の上空です。

今なら衛星にバッテリーがあるので、南西に置かなくても良いのですが、衛星放送を見るために日本全国のたくさんのお宅でアンテナを南西向きに付けてしまっているので、そのままで衛星放送を見られるように、同じ場所に衛星を置き続けています。

下の図は、東経110度の赤道上空から見た地球です。B-SATの放送衛星は、赤い所に放送を送っています。

120924_07

HOME 衛星放送まめちしき 衛星放送のアンテナはどうして南西の方を向いているの?